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■相手の潜在能力を引き出 インタビューのやり方・考え方

 
○環境設定

面と向かって話すという位置関係は、とても緊張してプレッシャーを感じます。

そこで意志を伝達するために
話す環境設定とリラックスして話しを聴いてあげる環境設定を
使い分けることが大切です。

年に1回か2回の人事評価などが行われる時に、
上司が部下の希望を聴くことがあるとします。

対面状態に座って「あなたの意見があれば言って下さい。」と言われても
こういった場面ではちょっと話にくいと思いませんか?

そういうときには、ハの字になる位置で座ってみたり、
ホワイトボードをテーブルと椅子の間に置くといいでしょう。
横に並んでカウンターで座っている様な位置関係もいいかもしれません。

コレくらいわかっているよ!
そう思っている人ほど実践している方は少ないのです。

○聞くと聴くの違い

話を聴く姿勢について思い描いてください。
あなたは、上司に相談をしようとしています。

上司は腕を組み足も組んだ姿勢であなたの目を見ない状態です。

全く反応しないとほんとに聴いているのか、自分が見当違いなことを言っているのか、
とても不安になります。
または、話すことがばからしくなってきます。

 ・こんな上司に相談することができますか?
 ・ものすごく話しづらくないですか?
 ・あなたは、こういった姿勢で人の話をきいていませんか?


今度は逆に、体を乗り出すような姿勢で頷きながら聴いてくれます。
もっと何か話したくなってきませんか?

簡単なことなのです。
こういった簡単なことから始めていけばいいのです。