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  役に立たないISO
 

■役に立たないISO 改善の秘策はこれだ!

 
なぜ、やる気が阻害されているか、みんな気が付かないのでしょう。

それは、ISOの仕組みにあるのです。
実は、ISOには落とし穴があり、だれも気が付かないようになっているのです。

【役に立たないISO その理由はこれです!】

ISO認証取得後の内部監査研修は、“年に1回やればよい”
ということになっています。
とにかく形だけでも、たとえ30分だけでも研修を行い、
出席簿に「受けました」と記載してあれば、審査も通ってしまうのです。

担当管理者の方は、「審査に通ったのだからこれで良し」としてしまうのです。
そうしていれば楽ですからね・・・・

経営者も一緒になって、ISO認証取得後の内部監査研修はこれで良いのだ・・・
なんてことを思ってしまうから、問題点に気が付かないのです。

当然です!!
社内の問題点に気が付かないような仕組みになっているのです。

審査項目には、“講習の有効性や効果も検証しなさい”となっております。
しかし、「アンケートをとっています」とか、「わかったかどうか」という問いに
「とっています」「わかりました」に ○ がついていればOK!

そういった形式的な成果確認が現状なのですね。

一方通行研修会でも、記録上はちゃんとやっています。
ISO継続認証になんら問題はありません。
ところがISO上は問題はなくても、
経営として見たときには問題大ありですよね。

本当は、経営者が形式だけの研修を見た時に、
「なんであれがOKなんだ! おかしいじゃないか!」
そんなもの従業員が50名も集まって1時間何をしてるんだ。
みんな寝てたじゃないか! となるはずじゃないですか。

一方通行形式だけの研修会で無駄な時間を過ごすのではなく
もっと研修を有効に使いましょうよ。
それはISOではなく、「経営の原点に帰れば分かりますよ!」

「私たちの会社は、ISOの要求事項に記載してある内容を満たしたレベルにあるから問題ない!」
となってしまうと、何にも気がつかない。
気が付いても誰もやろうとしない。
 
看板だけのISOにお金をどんどんつぎ込んでしまう。
経営者・管理職が意識を変えないと会社は変わりません!