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統合マネジメントシステム(IMS=Integrate
Management System)とは? |
品質(ISO9001)、環境(ISO14001)、労働安全衛生(OHSAS18001)などの国際規格を取得している企業や官公庁が、それぞれを個別に運用するのではなくまとめて統合することにより、効果的かつ効率的にマネジメントすることです。 |
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どのような場合に適応するのか |
新たに個別のISOを構築しようとしている企業や官公庁は、統合マネジメントシステムとしてまとめて構築することにより、コスト削減になることがあります。ただし、構築事務局の作業負担も増大しますので、必ずしも構築段階から統合することが良いとは言い切れませんので、ご留意下さい。このような場合は、個別に各システムを構築し、認証取得しておいてから、翌年度以降に統合することをお薦めします。 |
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どんな規格でも統合できるのですか? |
まず、環境(ISO14001)、労働安全衛生(OHSAS18001)は、それぞれの規格要求事項がとてもよく似ているため、統合し易いです。
また、本業に関連する品質(ISO9001)をコアとして、環境(ISO14001)や労働安全衛生(OHSAS18001)の3つを統合する企業も、増えてきました。これからは、少なくともこれら3つの規格要求事項を統合するところが主流になってくるでしょう。
更に、情報セキュリティマネジメントシステムの規格であるBS7799やISMSも含めて統合するところも、増えてきています。 |
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どのような業種が対象になりますか? |
基本的にどのような業種でも統合が可能です。
これまでのところでは、大手企業や建設業、情報を扱うサービス業などを中心に、統合マネジメントシステム導入の動きが広がってきています。 |
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