ジャクソンホール道中の川でのフィッシング


浜野先生宅に向かう途中で、少しの時間を見つけて川でフィッシングをした。川辺からのフィッシングであったので釣れなかったが、それなりに雰囲気を楽しむことは出来た。ここでも、小雨が雪に変わったので、急遽切り上げてジャクソンホールに向かった。

 

グランド ティトンの壮大さと美しさ


浜野先生宅の真正面に、壮大なグランド・ティトンを見た。

初日は夕方でもあり、頂上まで見えなかったが、翌日は全貌を綺麗に見ることができた。

山の美しさとは、こういう事を言うのだと言う典型的な山のようにも感じた。更に、山頂がすぐに雲に隠れてしまうところは神秘的であり、そこにも魅力を感じた。

 

一生の記憶に残るカヌー体験


スプリングレイクとリーレイクでのカヌー体験は、想像以上の素晴らしいものであった。風景とマッチした湖の透明度、穏やかさ、風の爽やかさと空気の良さなど、天候にも恵まれて最高のカヌー体験となった。

ボートは、これまでにも何度か経験していたが、これほど気持ちの良い経験は初めてであった。特に、大きな湖の中ほどで、櫓をこぐのを止めてボーっとしているのが良かった。ここでなら一日中、読書でもしていられそうであった。更に、冠雪した山の湖畔で冷たい湖水に浸かったのも貴重な経験となった。


クワイエットスポーツとしてのロッククライミング実習を終えた後に、振り返って見た壮大な山の景色も抜群で、「I shall return!」と心の中で叫んでいた。

 

BBQとトマソン氏の話


BBQでは、久美子夫人の手作り料理やステーキ、魚、とうもろこしなど、現地の素材を活かした料理で満喫した。何よりも、夕暮れのグランド・ティトンを見ながらのBBQは、日本では絶対に味わえない。
次に、トマソン氏のインディアンの幼い女の子が、大きくなって歴史的な活動を行なった話には感動した。同時に、一生懸命間違えないように翻訳しようとしている新平君の姿にも心を打たれた。

 

新平君に関して


彼とは、じっくりと話をしたわけではないが、ダンスを通じて意気投合した。彼は、一見荒削りだが、内面にとても繊細さを秘めていて、相手を気遣う優しさが感じられた。
特に、人を惹き付けて上手にコミュニケーションを取り、いつの間にか相手が話しやすくする雰囲気を作り出すところは、「ネイチャー・ビジョン・コンセプト」の中から自然と身に付いた感性の良さだと感じた。

 

スキー場と化石発掘体験にて


28日、ティトンビレッジのトラムにて、約3,100メートルあるスキー場に上がり、広大な景色に唖然とする。トレッキングを兼ねて化石発掘に向かう。化石発掘場所では、その山の頂上まで登った。あまりの絶景に達成感と充実感を感じた。登山家の気持ちが少しわかった。
帰りは、楠田さんをサポートするため最後尾からゆっくりと帰った。その為か、結果的にほとんど息苦しくならずにすんだ。楠田さんも、なんとか無事たどり着いて良かった。
帰りも、スキー場の山頂からグランド・ティトンがくっきりと見えた。奥村先生は、「昨年は一度も山頂を見ることができなかったので、今年はラッキーだよ」と言われていた。
この次は、スキーをするために来てみたいと思った。

 

最終日のロデオとダンス


現地最後の夜は、フリータイムだったので、ロデオ見物に行った。ロデオは、男性がやるものとばかり思っていたので、女性や子供たちも積極的にやっていることに驚いた。
更に、カウボーイ・バーに行って、そこで奥村先生がダンスのセミプロであることを知った。宿泊所に戻ってから、簡単なレッスンを受けていたが、シニアの年代になると、ダンスが必要な機会が増えてくると感じた。また、ダンスは道具を使わないサイレント・スポーツの一種であるため、私の考えるビジネス・コンセプトの一環に加えて、活用すれば面白いと感じた。